赤穂義士を偲ぶ討入射会@上野五條天神社

12月14日は忠臣蔵でおなじみ吉良邸討入の日。上野の五條天神社では毎年この日に「赤穂義士を偲ぶ討入射会」が開催されています。

 

午後5時受付開始

午後6時討入(競技)開始

今回わが草加からは2名が参加です。

 

参加者は各々が四十七士の襷をかけて射場に入り、坐射一手。神前に玉串を奉納して退場します。

 

夜の射会自体が珍しいものですが、神棚に御神灯が灯るなか、的中の度に鳴り響く太鼓の音。いつもの射会とは一味も二味も違う厳かな雰囲気のなか、毎年この射会に来るたび「あぁ今年ももう終わりだな」と実感します。

 

さて。四十七士の襷は好みの人のものを自由に選べるのですが、やはり一番人気は大石内蔵助、大石主税、堀部安兵衛。しかしここは折角ですから、弓で討入を果たした義士の襷を選びたいものです。

例年の記事にも記載していますが、討入で弓を使ったのは早水藤左衛門、神崎与五郎、間瀬久太夫、千馬三郎兵衛、茅野和助、間新六光風の6名です。

特に早水藤左衛門はかなりの名手だったようで、彼の矢の的中率には吉良家の家臣も恐れおののいたとか。それもその筈、早水の弓の師匠(星野茂則)は、三十三間堂の通し矢で吉見順正の記録を破った名人だったそうです。

 

というわけで大石内蔵助や大石主税の襷には目もくれず、早水藤左衛門の襷を探したのですが…

…無い???

見ると2つ前の控えに、早水藤左衛門の襷をかけている方が(がーん)。

 

まさか「譲って下さい」とも言い出せず、気をとり直して何とか神崎与五郎と茅野和助の襷をgetしました。

結果、私たち2名とも揃って1射的中で賞品の「塩」を頂きました(襷のおかげ?)

 

来年の12/14は金曜日です。また行くぞ!(小谷)

 

【6義士については昨年の記事を参照ください】

http://sokakyudo.jimdo.com/2015/12/14/赤穂義士を偲ぶ討入射会-上野五條天神社/