第70回 氷川神社花しづめ祭奉納弓道大会

本日、大宮の氷川神社にて、第70回氷川神社奉納弓道大会が開催されました。

 

古来、春の季節「霊力を持った花が散るとき疫神・悪霊が活動して病を拡げる」と信じられてきました。これを鎮めるために平安時代に神祇官で始まった行事が鎮花祭(花しづめのまつり)です。

 

大宮市の氷川神社では、毎年4月に「花しづめ祭」が執り行われ、境内では美しい鎮花の舞が奉奏されました。

 

折しも隣接する大宮公園では桜が満開を迎え、朝から多くの花見客が訪れていましたが、そんな賑やかな神社境内の特設会場で、奉納弓道大会が始まりました。

競技は「一般の部」「高校生の部」に分かれた3人1組の団体戦が行われましたが、特に高校生の部が行われた特設会場は神社参道に当たることもあって、黒山の人だかり。行き交う参拝客も弓道大会の様子に見入っていました。

 

草加チーム(写真提供:川口市弓道連盟Sさん)
草加チーム(写真提供:川口市弓道連盟Sさん)

 

当連盟からは一般の部に2チーム6名が参加しました。

屋外での弓道大会は普段あまり参加する機会が無いので、とても新鮮な気分です。

青空の下で春の風を感じながら引く弓はとても気持ち良く爽快でした。

 

結果は残念ながら決勝に進むことは出来ませんでしたが、競技の合間に神社に参拝したり、競技のあと大宮公園で弁当を広げて満開の桜を満喫し、とても楽しい一日となりました。

 

大会を運営頂いた弓道大会実行委員会、さいたま市弓道連盟の皆様、どうもありがとうございました。(小谷)